総代理店になる前に考えた、たった１つのこと

日本の総代理にならないか
と声を掛けくれたブランドがありました。

総代理をオファーされたらどうしますか？
私はそのブランドの商品を調べました。
そして総代理になった場合の活動内容も調べました。

ブランド側からも商品については話してもらっていますが、
✔日本でどうウケるのか
✔類似商品との違い
✔強み
をコチラ側でも調べました。

総代理とは日本でそのブランドが拡大することを任されている人なんですね。
売れるようにしなければならないんです。

商品ついてもですが、
自分の気持ちについてもよく考えました。
総代理を受ける前に
自分がどれくらい熱をかけられるか考えなければならなかった。

結果、
私はこのブランドの総代理になることをやめました。
総代理になった場合の活動が、
私の理想の活動スタイルとは異なると分かったからです。
その総代理のお話は知人の独身男性物販プレーヤーへお譲りしました。

総代理店になるブランドの商品について調べる

✔既に日本で売れている同じカテゴリーの商品を探す
✔その商品がどうやって認知されていったのか探る
など、外部要因から、
その商品自体の品質なども調べます。

品質についてはカケンさんに依頼しました。
カケンさんは大阪にある検査機関です。
個人でも依頼できます。

全てが初めてのことだったので
カケンさんの担当へ相談しながら試験内容を決めました。
商品と類似商品を複数送付して、
試験結果を比較します。

その試験結果を含んだ営業資料も作りました。
品質について必要だったかどうかは分かりませんが、
１つの情報として。
（このブランドの商品はライバルブランドのものよりも高品質だった）

総代理店として自分がどれくらい熱をかけられるか考える

総代理はBtoB、つまり企業間取引になります。
営業をしなければなりません。
電話でアポを取り、直接交渉をしに行くことが基本でしょうか。
その企業のほとんどが東京や大阪にあることを知らなければなりません。

ネット上で完結することを望むなら、
✔ネット販売
✔営業は別の人にしてもらう
という手もあることはあります。

ある程度は広告費なしでも売れることがありますが、
爆発させたいならば
めちゃくちゃ広告費をかけるか大きなところへ営業をかけることになります。

総代理店として展示会へ出すことを考える

展示会に出店することはブランド側に喜ばれます。
ただ、費用はかかりますね。
交渉次第ではブランドと折半できることもあるようですが、
通常は総代理店が負担するプロモーションとなるでしょう。

展示会へ出店するには
東京や大阪のような大都市で開催されます。

総代理店になることが自分にとっても最高なのか

総代理になったことがない私は、
既に総代理店として活動する方たちの話を聞いて、
何か格好いいと思っていました。
総代理店になった後の自分の活動をシュミレーションしていて、
企業間取引ってめちゃくちゃ大変だなって思いました。
家を空けづらい子持ち主婦としては
総代理店の活動は私にはできないと判断しました。
その覚悟がないと。

私にオファーしてくれたブランド側には感謝するけれど、
だからこそ、
このブランドを広げることに責任を持てないと判断したんです。

もともと他のブランドの卸仕入れをしていて、
１年ほどの取引の中でそこの担当が私を信用して、
知人ブランドの総代理を私にオファーしてくれたから
その信用を裏切らないためにもお断りしました。

まとめ

総代理が最高とは限らない。

総代理店になれば儲かる
というだけで総代理店になりたいと思うことは間違いです。

総代理店はとても大きな責任を背負うことになります。
ブランド側とパートナーになるわけですから、
「しんどからやーめた」
なんてことで止められることではありません。

総代理店になることは
ビジネスパートナーになることで、
パートナーになることとは
頼られて頼る
信頼関係を築くことだと思っています。

自分がどれだけそのブランドを広めることに
熱をかけられるか、
総代理店になる前に考えてみてくださいね。

私はやってみたいな。
子供が大きくなって環境が変わったら、
営業で日本を駆け回りたい。