弊社の確定申告も終わりまして
(全部税理士さんがやってくれるんだけど)
「この申告で納めて頂く税額の合計は・・・円となりました。」
というLINEを先生からもらって
震えながら税理事務所に行って
更に震えながらお支払いいたしましたよ。
納税は国民の義務ですから!
もちろん毎年ピシッと納めていますが
なんせ年に1度なので毎回新鮮に驚いております。
税理事務所へ行って消費税の計算について聞いてきた
先生とはZOOMで説明受けてもよかったんだけど
消費税の計算についてじっくり聞こうじゃないかと
事務所に行ってきました。
(コーヒーも飲めますしね^^)
それからちょっと日が開いて
ところどころ忘れているのですが・・・
専門家ではないので
もしかしたら誤認識の部分があるかもしれません。
その点はご了承くださいm(__)m
BUYMA(バイマ)で消費税課税事業主とは?
国内在住ショッパー向けの話になります。
消費税課税事業主とは
消費税を納める義務がある事業主
という意味です。
1月~12月までの課税売上が1000万円を超える事業者は
その翌々年分から消費税を収めることになります。
管理表を販売していてちょこちょこ頂く要望で、
「消費税課税事業主になったら10%納めないといけないので
その分も分かるような欄を設けてください」
というものです。
単純に売上額の10%ではないです。
私もそう思ってたんですけどね
違うらしいのです。
BUYMA(バイマ)で消費税課税事業主に。消費税の計算方法は?
消費税って
全ての消費するものに掛かる税金ですよね。
モノもそうだけど
例えば子どもたちの塾代にも
消費税は含まれています。
私たちはモノを販売していますが、
モノを仕入れる
↓
売る
っていう流れですよね。
消費税の流れを付けると、
モノを(消費税込みの価格で)仕入れる
↓
(お客様から消費税込みの価格を受け取って)売る
です。
国に消費税を納めるというのは
「お客様から預かっている消費税」を
国に納めるってことなんです。
ただ、仕入れるときに、
私たちは消費税込みの価格で買い付けているので
そのまま売上額の10%を納めると
1つの商品に対して二重に消費税を納めることになります。
仕入れで支払っている消費税って
国内買い付けの場合はわかりやすいですが、
海外買い付けの場合はちょっと分かりにくい。
私たちは「関税を払う」という言い方をしますが
実際は関税+税金を払っているはずです。
お手持ちの「国際郵便物課税通知書」を見ると分かります。
消費税課税事業主になって支払う消費税の計算は
単純に売上額の10%ではなく
その10%の額から、
仕入れで支払っている消費税を引いた額になります。
例えば・・・
1000万円の売上額があったとしたら
100万円が消費税ですね。
700万円が仕入れ額で
仕入れ時に支払った消費税が70万円の場合、
100万円ー70万円で
国に納める消費税は30万円になります。

この「仕入れに掛かる消費税」は
「国際郵便物課税通知書」があって初めて
仕入れ時に消費税を支払ったという証明になります。
つまり
「関税掛からなかった、いぇーい」
と喜んでいる方はあとで泣くことになるでしょう・・
アンダーバリューは論外です。
海外からお客様直送の場合はどうなのかな・・・
そこ聞きそびれたんですが
輸入者がお客様で納税者もお客様なので引けない
でしょうね。
BUYMA(バイマ)で消費税課税事業主に。原則課税と簡易課税

落ち着いてください。
消費税の計算方法は2パターンあります。
原則課税と簡易課税です。
これまで話してきたのは原則課税です。
簡易課税での計算方法も説明しますね。
※簡易課税は課税売上高が5,000万円以下の事業者に限ります。
簡易課税はみなし仕入れ率で計算されます。
みなし仕入れ率とは、
「売上に対する仕入率はこれくらいだろう」
と業種毎に決められているもので、
BUYMAで販売する業種は「小売」になり、
みなし仕入れ率は80%です。
販売額の80%が仕入れ値で
利益率20%だとしたもの。
1000万円の売上額があったとしたら
消費税率は10%なので
100万円が消費税額ですね。
みなし仕入れ率は80%なので
1000万円の80%である800万円が仕入れ額と計算し
仕入れ時に支払った消費税は
800万円の10%で80万円と計算されます。
100万円ー80万円で
国に納める消費税は20万円になります。
原則課税か簡易課税かは
皆さんの事業の利益率で決めるといいかな。
小売のみなし仕入れ率は80%なので
利益率20%以下の方は原則課税が、
利益率20%より大きい方は簡易課税が
いいのかなぁと思って聞いていました。
ただ、原則課税は計算に手間が掛かるため、
税理士さんにお願いする場合は
簡易課税より手数料が高くなりそうです。
まとめ
ということで
「長くビジネスを続けたいなら
利益率を気にした方がいい」
って私が言い続けていた意味が分かっていただけたかと思います^^
とは言え、
ハイブランドが全てとは私は思わないし
利益率30%設定でどんどん出品していこう!
って単純なことは思ってなくて、

続けていくと利益ってついてくるはずで
そのためにはこういう道もあり!
ってことで、
この動画の19:27あたりからそんな話をしています。
よかったら見てください(*´∀`*)
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